2018年5月14日

総監督 所感~GUILTY GEARシリーズ20周年を迎えて~

GUILTY GEAR

皆さん、こんにちは。
アークシステムワークスの石渡太輔です。ギルティギアシリーズの監督を務めております。
この度、同シリーズは目出度く20周年という大きな節目を迎えることが出来ました。
これもひとえに、アークシステムワークスの作品を愛してくださる皆様と制作、販売に関わる全てのスタッフのおかげです。
この場を借りてお礼申し上げます。本当にありがとうございました。

ギルティギアという作品は、既存の格闘ゲームというジャンルに感銘を受け、僅か数名の学生スタッフが生み出した小さなタイトルでした。
憧れを手探りで実現することから始まったのです。
それが今日では独自の路線を築き、格闘ゲームの世界的な祭典EVOに選出され、技術面、内容面で高い評価を賜る作品へと成長を遂げました。
シリーズ初代から制作に関わり続けている僕としては、感慨に打たれる思いです。

振り返れば、同シリーズはその時代の時々でけして一流の品質ではありませんでした。
しかしながらスタッフは皆、時流がやらないこと、あるいはやれないことに挑戦し続け、我々と我々の作品を遊んでくださるユーザー様にとって記憶に残る作品造りにこだわってきました。
そのアナーキーな姿勢が、ゲーム性や美術・技術・制作において、独自性の高い哲学を育てたのかもしれません。
その根源には、商品である前に作品であるという時代精神に反した青臭さがあったと思われます。

今どきのスマートな開発体制は僕たちにとって非常に魅力的ではありますが、アークシステムワークスが「らしさ」を維持する為には、まだまだ泥臭い根性を必要としそうです。
未来の10年、20年、応援くださる皆様の期待に応えるためにも、僕達は新たな挑戦と向き合い続けようと思います。

アークシステムワークス株式会社
取締役/CCO 石渡太輔

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