「僕は、その運命を自ら望んでいたのかもしれない。」
「トモダチのトモダチから、ある女性を助けてほしい。」
神ヶ崎に勧誘され、現オカルト同好会会長富樫美波(とがしみなみ)とも交流を持つようになった隆恭だが、人との関わりを持つことが嫌いなため、同好会にはいることを拒んでいた。
そんなある日、隣の家に住むオカルト好きな女の子倉持千夏(くらもちちなつ)に奇妙な相談を受ける。
『”トモダチのトモダチから”ある女性を助けてほしい…』
この相談を受けたことから隆恭は、裏表が入り混じる人間関係と、渦巻く都市伝説の謎へ足を踏み入れることとなる…。